薬剤師の現実
日本の現在の調剤薬局等、医療提供施設としての薬局関連店舗は、主に薬剤師以外の方が経営をしているというのが現実です。
ですから、利益が上がらなければ、調剤薬局等を廃業したり撤退したりするということを安易に考えてしまいがちです。
しかし、患者さんに医薬品を通じて治療を提供するという観点から見れば、薬局関連店舗や薬剤師の事情によって経営が行われていくのでは、医療提供施設にはふさわしくないという烙印を押されることになります。
ましてや、かかりつけ薬局が推進されていっている現在では、安易な廃業や撤退は、患者さんにかなりの負担をかけることになりますまた在宅医療の推進により、薬剤師が実際に患者さんの自宅を訪ね、医薬品について使用の説明や管理のしかたなどを指導しなければならなくなっている一方で、実際にはこの在宅医療に対する医療提供施設としての役割を、薬剤師や調剤薬局などの薬局関連店舗はまだ十分に果たせていません。
どの問題も、地域住民からの信頼をどのように勝ち得て、どのように地域に根付いた薬局関連店舗と薬剤師とになっていけるかということが重要であり、地域住民にとって信頼して死ぬまで面倒をみてもらえる薬屋さんになれるかということが今後求められていくことと考えられます。
2011年11月11日 |
カテゴリ:薬剤師転職
薬剤師と医薬分業の使命
現在では、日本の医療システムでも医薬分業制度になっていますが、導入は遅かったと言えるでしょう。
海外では、かなり以前から医薬分業がなされていましたが、そもそも、医薬分業にはどういった効果があるのでしょうか。
医薬分業がはじまったのは、中世の時代という説が有力であります。
それまでは、診療から調剤まで、全てを医師がおこなっていたので、病気などをしてしまうと、全ては医者のさじ加減ひとつの時代でした。
当時は薬剤も高級品でしたので、本来の医療以外の目的で薬剤を求める方も沢山いて、その様な方に薬を横流しする医師もいたのです。
その様に横流しされた薬は、要人の暗殺に使われたり、また、医師が暗殺に加担したりするケースもあったといいます。
そのため、医師は診療までに留まり、薬剤の事は、薬剤師に任せるといった医薬分業制度が生まれたのです。
そして、現在の日本の医療システムでは、医者が処方箋をだし、薬剤師が調剤をおこなうので、薬剤のミスなどを防ぐ事ができ、医療ミスを減らすことに繋がります。
薬剤師は医師の小間使いなどという、偏った意見も耳にしますが、現在の医療システムで、薬剤師は不可欠な存在といえるでしょう。
栃木に存在する薬剤師の転職情報
2011年10月04日 |
カテゴリ:薬剤師転職